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日本人による再生!「林檎の礼拝堂」

ヨーロッパ

日本人による再生!「林檎の礼拝堂」
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自由を模索して進んだ日本人


フランス、特にノルマンディーやブルターニュなど北の地域の特色が好きで旅行というとなぜか北にばかり足が向いてしまいます。
今回の紹介の地は車がないと少し不便なところにある一つの小さな礼拝堂です。
現在は地域の方の心のよりどころ的な存在になっていますが、数百年もの間も忘れられ朽ち果てた姿となっていました。

そこに、一人の日本人が歩みを進めたのがきっかけです。

現代美術家 田窪恭治


田窪恭治さんがこの礼拝堂を訪れた瞬間から魂が吹き込まれ始めました。

タイトルにもある「林檎の礼拝堂」を今の形に蘇生させたのが田窪恭治さんです。
その年月は11年にも及んだと言います。田窪恭治さんは何を思い、この朽ち果てた礼拝堂を林檎の礼拝堂として魂を吹き込んだのでしょうか?

田窪恭治

出典 http://kobe-kobecco.com

田窪 恭治(たくぼ きょうじ、1949年 - )は日本の美術家。愛媛県今治市生まれ。1972年、多摩美術大学絵画科油画専攻卒業。初期は個人による現代美術的な作品やパフォーマンスが多かったが、建築家や写真家と協力し領域的に広い活動を始め、過去の建造物を修復再生するような活動を行っている。1999年村野藤吾賞受賞。金刀比羅宮文化顧問。京都造形芸術大学客員教授。

出典 http://ja.wikipedia.org

林檎の礼拝堂の意味


林檎はノルマンディー地方の特産物です。林檎のガレットや、お酒のシードルやカルヴァドスなど、様々な林檎がノルマンディーには垣間見れます。

この礼拝堂がなぜ林檎の礼拝堂かというと壁一面に林檎が描かれているからなんです。
春夏秋冬の林檎も描かれています。

林檎の礼拝堂

出典 http://bellano.cocolog-nifty.com

なぜ林檎なのか、と聞かれますが、よく分からない。自然に僕の中に林檎が入ってきて次第に重さを増したとしか言いようがない。なぜ礼拝堂なのか、なぜノルマンディーなのかとも聞かれるんですが、僕にはよく分からないんですね。また面白いことに、分からないほうが気持ちがいいんです。

出典 http://www.ntt-f.co.jp

林檎の礼拝堂の場所


ウィリアム征服王の生誕地ファレーズから3kmのサン・マルタン・ド・ミューSaint-Martin-de-Mieux という村に林檎の礼拝堂はあります。

この場所は観光で訪れるのに交通機関では辿りつくことができない地にあります。
僕はヒッチハイクで近隣まで行き歩きました。
さらに見学できる期間だけでなく時間も限られているので事前確認が必要な場所です。
僕が訪れた時は時間外だったため断られたのですが、日本からこの礼拝堂を見に来たということで電話で伝え、特別に1時間だけ開放をしていただきました。
1時間後に鍵を持っている方が戻ってくるという何とも大雑把な管理下でしたが、その間は僕1人で貸し切り状態という奇跡のような時間を過ごさせていただきました。



フランス語に自信がない方は上のツアーサイトのパリ・ランデヴーさんに相談をしてみるのも手だと思います。

神秘的な入口


礼拝堂の入り口の正面には樹齢500年以上にもなる木が植えてあります。場所も本当に真正面です。はじめ「何でこの位置なんだ?」とも思いました。
しかし、この位置だからこそ神秘的な入口のインスピレーションが沸いたのかもしれません。それは外からでは分からないからなんです。中に入り少し先に進んで振り返ったその瞬間に目に飛び込んできます。

林檎の礼拝堂
林檎の礼拝堂


入口の林檎の絵と外の木の幹が一体化となった奇跡

この姿を見るためにここまで来たのかと頭の中で考えしまい時間が経つのを忘れてしまうほどの静寂があり、人間だけでなく妖精も立ち尽くしてしまうんではないかという印象があります。

「描く」ではなく「彫る」

礼拝堂内部に描かれている林檎ですが、この絵は描いたものではなく彫って描かれたものなんです!
再生をする段階で壁の表面に鉛を貼り、その上に 赤、黄、青、緑、白などの絵の具の層を塗り重ねていき、仕上げを白で塗ります。それを上から削ることで描かれた林檎の壁画なのだそうです。

想像しただけでも非常に困難なテクニックを、なぜ田窪氏は採用したのでしょうか?

林檎の礼拝堂

出典 http://bellano.cocolog-nifty.com

林檎の礼拝堂再生の動画3本

特徴的な色付きガラスのレンガ屋根


中に入り光の差し込みを感じると分かるのですが、とてもキレイな虹のような光が差し込んできます。その理由は屋根瓦の一部が色ガラスになっていてるからです。

この色ガラスレンガも地元の人の協力を得て作られた芸術家の作品になります。
このことで地元の人たちとの交流も増え一緒に再生をしているという魂の繋がりが出来たそうです。

それまでは見ず知らずの事本人に何ができるというような感覚でしか見られていなかったそうです。それを乗り越え協力し合える中になったからこそ、今でも地元では大切にされている理由の一つだと思います

何も変わらないという変え方

何も変わらない風景を創りたい。自然の生態系を適正に配分しながら過不足ない風景を創り、維持していくこと。全ての生物が生き生きと暮らしていけるような、全てが溶け合ってそこに在るような、「何も変わらない風景」を作ること。
 「いったい田窪はどこの何をやったんだ?」と言われるような仕事をしたいですね。

出典 http://www.ntt-f.co.jp


田窪恭治さんは1987年12月のある日、礼拝堂のある村サン・マルタン・ド・ミューに立ち、再生に取り組み始めました。内部の林檎の実を花を3つの壁面に描ききったのはファレーズに移り住んで10年、出会いから11年半が経過した1999年にもなっていたそうです。
11年かけて林檎の壁画が3個のみです。
その間に村人たちの田窪恭治さんへの見方は大きく変わり共存という道に進んだからこそ再生ができたのだと思います。

不便な場所にありますが、特におすすめな場所です!

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